お子さんの特徴

◆重度の知的障害を持つ(療育手帳はⒶ )。発語はなく、生活全般に介助が必要。

◆様々なリハビリ言語、療育施設等を経てから地元の保育園と聾学校重複障害クラスを併行、小学校普通級(在学中に聾学校にも通級しながら療育等の情報交換)、中学と高校は養護学校。

◆ 小学校在学時は聾学校にも通級しながら療育等の情報交換をしていた。

◆現在23歳、生活介護施設に週６日通っている。

​

自身の経歴

◆幼い頃から生きづらさを感じる。24歳で結婚　3人の子供の母になる。

◆息子の将来について、私が頑張ればどうにかなる、まだまだやれる事があるという不安と焦りから、息子を連れて療育や訓練に通い続ける。

◆母親の介護と子育てとの両立に疲弊し、ストレスで甲状腺に腫瘍ができる。それがきっかけで通わせた保育園で、人との出会いや様々な経験から一番大事なのは息子の笑顔だと気づく。

◆息子を小学校(普通級)へ通わせる事を決めてから、教育委員会や療育関係者からの心無い言葉に傷つくが意志は曲げなかった。

◆小学校6年間での子供達と息子の触れ合いは今も私達家族の宝物になっている。

◆小、中、高でそれぞれ違った嬉しい体験や、生徒間、学校間との問題を多く経験。

​

相談される方へメッセージ

この仕組みが皆さんにとって、ほっとできる場所・笑顔になれる場所・明日からまた頑張ろうと思える場所・そんな居場所になる事を願って。